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COLUMN

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多色パレット&単色アイシャドウ。それぞれの役割と選び方



公式ラインアカウントにて毎月実施している100%企画。メイクアップアーティスト寺長根愛が、皆様から頂いたご質問全てにお答えするという企画です。今日はこちらのご質問をご紹介しましょう。

Question

昨年からアイシャドウの多色パレットや単色が季節ごとに沢山発売され、とても欲しくなるのですが、どんな色が似合うのか、見た目だけで選んで使いこなせるか、単色の場合はどう組み合わせれば…と色々悩み、買えずにいます。アイシャドウの塗り方もマンネリ化…雑誌を見ても上手くいかず…上達方法やポイントはありますか?


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それではお答えします!

Answer



シーズン毎に、様々なメーカーから、いろんなアイシャドウパレットや単色アイシャドウが発売され、見ているだけでテンションが上がりますよね。でも、いざ買おうとすると「はて…どれがいいのかしら…」と悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。


多色パレット&単色、それぞれの立ち位置的なものを、洋服に例えてみる




複数の色が入っている多色パレット、そして1色ずつ個別で売られている単色アイシャドウ。それぞれどういうポジション(役割)のアイテムなのか、「洋服」に例えて考えてみたいと思います。

同系色でまとまった多色パレットは、この組み合わせで着ておけば間違いないというセットアップを買うのと同じ


ここ最近、トレンドの一つでもあるセットアップファッション。最初から上下セットになって売られている服をよく見かけます。セットアップだと、その組み合わせで着ればまず間違いないので、自分でコーディネートを考える手間も省けて便利ですよね。しかも今はそれがトレンドになっているので、オシャレにも見えて一石二鳥です。

同系色でまとまったアイシャドウの多色パレットも、これと同じような立ち位置かなと思います。そのパレットだけでアイメイクを仕上げれば、まず失敗することは無いという保証付きのような感じですね。使用順や塗る位置も丁寧に書いてくれているパレットもあって、とても親切です。

ただ、セットアップの洋服であっても、上下バラバラに着て、自分なりのコーディネートを楽しむことができるように、同系色の多色パレットも、必ずその組み合わせで使わなきゃいけないというわけではありません。同系色パレットは便利アイテムですが、自分なりに工夫して、その他のパレットの色と組み合わせて使っても良いのです。

一見、関連性の無さそうな色の組み合わせで成り立っている多色パレットは、ショーウィンドウに飾られているマネキンが来ているコーディネートみたいなもの


例えば「水色・ピンク・グリーン・ベージュ」という4色のアイシャドウで成り立っている多色パレットがあったとします。「こ、これは上級者向け…!」と思われるかもしれません。どれがメインで、どう塗ればいいの?と悩んでしまいますよね。このような、同系色ではないバラバラの色がセッティングされた同系色パレットというのは、「こういうメイクはいかがですか?」という提案であり、メッセージ性が強いアイテム、と捉えることができます。

例えば、アパレルのショーウィンドウに立ち並ぶマネキンが着ている服たち。それらは、そのブランドが今一押しのアイテムを、店員さんがコーディネートを考えてマネキンに着せて「こういうのはいかがですか?」「今、我がブランドではこういうのを推しています!」という提案ですよね。それと同じなんです。

個性的な組み合わせの多色パレットというのは、「我がブランドは、こういうカラーを使ったメイクを推しています!」「我がブランドは、今シーズン、こういうメイクをした女性像をトレンドとして掲げています!」という提案なんです。

なので、そのブランドの提案に共感したら、その多色パレットにトライしてみる、という感覚かなと思います。好きなブランドの服だったら、今まで着たことのない感じの服だったとしても「トライしてみようかな?」と思うことありますよね。

主張の強い配色の多色パレットが、やはりイメージが確立されているブランドから発売されていることが多いのは、そういうことなんですね。デパコス系だと、シャネルやスック、ルナソルなど。プチプラ系なら、ケイトやマジョリカマジョルカなど。万人受けというよりも、それぞれのブランドイメージがありますよね。

洋服と同じで、自分が好きだと思うブランドに出会うことは素敵なことですし、自分の美意識を探り、認識するきっかけにも繋がります。

単色アイシャドウは、トップスやボトムスを個別で選んで買うのと同じ


単色アイシャドウって、なぜか難しいアイテムと思われがちですが、洋服で例えるならば、トップスやボトムスを単品で買うのと同じことであり、そう考えると何ら特別なことではないのです。着回しがききそうなベーシックなものを買うこともあるでしょうし、一目惚れして、とりあえず着回しのことは考えずに買ってしまうこともあるでしょう。その両方がバランスよく揃えられたらベストだと思うのですが、単色アイシャドウも同じです。汎用性のあるベーシックなベージュやブラウン、ゴールドなどは定番として持っておいて、それにプラスアルファ、アクセントになるカラーにもトライしてみては。個性的な多色パレットよりも、単色の方がトライしやすいですよね。


好き!だけで選んでも良し。もちろんそうじゃなくても良し。




どんなコスメを使おうか?と悩んだ時、最も大事な物差しは「好きかどうか」「ワクワクするか」「きゅんきゅんするか」だと私は思っています。もちろん、TPOを最優先しなければならない場合もありますが、それでもやはり、自分が好きだと思うものを身につけていたいですよね。

以前に、なにかのテレビだったか本だったかで、こんなことを仰っている方がいました。

「もう外では着れなくなったヨレヨレのものを部屋着にするのではなく、部屋着は部屋着でちゃんと用意しましょう。ヨレヨレの服を着たって気持ちが楽しくないでしょ?部屋着だってテンションが上がる自分が好きなものを選びましょう。」と。

なるほどー、たしかに。と思いました。部屋着だから楽なものがいいけど、でも可愛くて自分が好きなデザインの方が絶対いい。

ちょっと話がそれましたが、そういうことなんです。どんな条件があったとしても、根っこにあるのは「自分が好きかどうか」。メイクにおいてもそれがやっぱり大事だなと。


新しいアイテムを買わなくても、マンネリを打破するアイデア


毎日のルーティンでメイクをしていると、どうしても惰性になってしまって、ついつい毎日同じメイクに…なってしまいますよね。マンネリを脱出するために新しいコスメを買ってみたものの「あれ…?この色持ってるじゃん。また同じような色買っちゃったよ」と、結局またマンネリから脱出できずだったり。

新しいアイテムを買わなくても、マンネリから脱出する工夫をしてみましょう。例えば、メイクの手順を変えてみる。今まで、アイシャドウ→アイラインという順番でメイクしていたのを、アイライン→アイシャドウという順番にしてみる。重ね順が変わるだけで、仕上がりも変わるんですよ。また、今まで、上まぶた→下まぶたという順番でメイクしていたのを、下まぶた→上まぶたというように逆にしてみる。これだけで、メイクの途中過程が新鮮に見えて、自然と仕上がりに違いが現れたりします。

特に難しいテクニックを用いる必要はなく、いつものルーティンを打破する工夫をしてみるだけで、「あ、なんかいつもと違うかも?」となってくれたりするんです。

この手順を変えてみるという方法、ぜひ試してみてくださいね。



いかがでしたでしょうか。

季節の変わり目などは特に、新しいコスメに目がいき、ワクワクした気持ちになりますよね。失敗を恐れず、躊躇せず。失敗したっていいんです。失敗は成功への道のりでしかないですし、時代と共に成功の定義なんて変化します。いまだに私だって「あれ、なんか今日変だな」という日もあります。それは、常に新しいこと、やったことのないことを、深く考えずにとりあえずトライしてみるからです。私はそうして得た知識や経験を皆さんにシェアする役目でもあるのですが、皆さんも、アイメイクを「楽しむ気持ち」を忘れずにいて頂ければ幸いです。

「Ai TERANAGANE」公式ONLINE STORE


コラムの筆者、寺長根愛がプロデュースするオリジナルブランド「Ai TERANAGANE」公式ストア。オリジナルブランド「Ai TERANAGANE」の他、寺長根がセレクトしたおすすめメイクアイテムやスキンケアシリーズを取り揃えています。
「Ai TERANAGANE」各商品ページは以下をクリック。












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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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