目次
《 本日のご質問 》
青味のピンクのチークが、頬に乗せると見たままの色に発色せず、オレンジっぽく発色してしまいます。思い切って紫のチークにしてみたのですが、結果は変わらず…特に夕方はよりオレンジっぽくなってしまいます。原因は頬の黄みでしょうか?コントロールカラーで調整するのか、それともファンデの色が合わないのか…原因と対策をお教えいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします
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多くの人が悩んでいる?チークを乗せると見た目と違う色になる。
それでは、お答えして参ります。
せっかく「可愛い!」と思って買ったチークも、いざ乗せてみると「あれ…?」色が見た目と違う…。同じような経験がある方も少なくないのではと思います。チークに限らず、アイシャドウやリップでも起こり得ることなのですが、今日はチークに焦点を当てて、原因を探っていきましょう。
今回のお悩みは「ピンクのチークを乗せたはずなのに、オレンジっぽく発色してしまう」というケースです。思い切って紫のチークにまでトライしたものの、やはりオレンジっぽくなってしまう。こうなってしまう原因は、いくつか可能性が考えられますので、1つずつ挙げてみますね。
原因1■ベースメイクにおいて、フェイスパウダーを使っていないor量が少ない。
例えば、クッションファンデを使っていて、フェイスパウダーは省いているなど、ベースメイクがサラサラしていない状態でチークを使うと、時間の経過と共に、ファンデーションの油分がチークに滲みていってしまい、色がくすんできたり、濃くなったり、オレンジっぽく変色してしまう可能性があります。
フェイスパウダーを省いているわけじゃないけど、あんまりちゃんと乗せてなかったかも…という場合は、それが原因である可能性も考えられます。
ポイントは、チークを塗る部分は特に、きちんとフェイスパウダーを乗せて、ベタつきの無いサラサラな状態に仕上げてからチークを乗せること、です。
原因2■ゴールド系のラメやパールが含まれている。
一見、チークそのものを見てもあまり分からないのですが、よーく見ると、ピンク系のチークであっても、ゴールド系のラメの小さな粒や、パールが混ざっているものがあります。
そういったタイプのものは、見た目はピンクなのに、肌に乗せるとゴールドの色味が力を発揮して、ややオレンジっぽく発色するタイプもあります。
ツヤが出てキュートではあるのですが、予想通りの色に発色しない傾向があるので、注意が必要です。
原因3■ファンデーションの色がピンク系すぎる。
これが原因である可能性は低いのですが、一応書いておきます。
少し前に流行ったピンク系のファンデーション。
韓国製のファンデーションなどに多く見られます。
肌が明るめのピンク系に仕上がり、透明感のある雰囲気には仕上がりますが、上に乗せるポイントメイクの色の見え方が、若干左右されることもあります。ベースメイクのピンク味が強いと、上に乗せるピンク味が弱く感じてしまうこともある、ということです。
原因4■もともとの肌の黄味が強く、時間の経過とともにその黄味が勝ってしまう。
これも大いに考えられる原因ではあるのですが、この「原因4」と、更に上記の「原因1」が足されてしまうと、より可能性が高くなります。
つまり、ベースメイクがサラサラしていない状態だったり、ベースメイクがわりと薄め、もしくはすぐに崩れてしまう、テカリやすいような状態だったりして、さらに地肌の黄味が強いという状況がプラスされると、「ピンク系チークがオレンジになる!」という現象が起こりやすい状況になるでしょう。
可能性としては、これが1番高いのではないかと思います。
もとの地肌の黄味が強いようでしたら尚更、ベースメイクを丁寧に、そしてサラサラに仕上げることが重要となってきます。
いかがでしょうか。
上記の原因の中に思い当たる点があれば良いなと願います。気になる点があれば、ぜひ注意してみて下さいね!
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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